第132回北信越高校野球新潟大会は2日、2回戦が行なわれた。 悠久山球場の第一試合、三条東対長岡商は6-1で三条東が勝利した。 三条東は斉藤監督の異動で前部長の井田監督に交代した。 長岡商は渡辺監督から今春、柏崎から異動になった佐藤監督となる。 1992年夏、長岡向陵の1塁手として甲子園に出場。 長岡商のゲームを見るのは、1987年の秋季北信越大会中越地区予選以来28年ぶりになる。 今回、三条東に知人の子供が野球部にいる事と対戦相手が長岡商だったので、懐かしいユニフォームを見たくなり、球場へ行って来た。 三条東の先発は青木(2年)。 長岡商の先発は大島(3年)。 私が高校生の頃、長岡商は黒田監督(故人)に鍛えられ、2度の甲子園出場を果たし、県内ではトップレベルの強豪チームだった。 シートノックはいきなり外野から始まり、内野のボール廻しでは最後にセカンドがマウンドまで走って来て捕手のボールをカットし、バックホームしてから内野ノックが始まる。 また野手たちのノックの終わりは、捕手へ送球した後、全力疾走でホームベースに向かい、捕手からのゴロを取り、再び捕手に向かってダイビングトスする。 実に華麗なプレーの連続だった。 長岡商のユニフォームは、両肩に黒で2本のラインが入っているのが特長である。 これが本当にかっこ良いのだ。 現在のユニフォームと甲子園出場時(1974年2回目)のユニフォームの違いを比べてみたい。 当時の左袖に刺繍されていたCNのロゴは黒地にシルバーだったが、現在はオレンジで刺繍されている。 右袖にはオレンジで新潟の文字が入っているが、昔は何もなかった。 胸のCHOSHOの文字は黒で、縁どりはシルバーの刺繍だったが、現在はオレンジで縁どりされている。 ストッキングは下がオレンジで上が黒の2色カラーだったが、今はオレンジをベースに2度の甲子園出場を示す2本の細い黒ラインが入っている。 ズボンの丈も昔はふくらはぎの辺りまで下げていた。 もう1度、機動力を使った黒田野球の継承を見せて欲しいものである。 高校野球ファンは長商の復活を期待している。 長岡商の応援はこのシャモジを打ち鳴らすのが伝統である。敵をメシ取るという意味から40年以上経ってもまだこのスタイルは変わらない。 当時の黒田監督は高田商から新潟大学を出て、昭和31年に三条実高の体育の先生になった。 昭和39年から長岡商へ移る。昭和45年と49年に甲子園へ出場させた。 そんな名将を支えていたのが、OB会の父兄達である。 有望な中学生をマークし、長岡商を受験するように自発的なスカウト活動を行なっていたのだ。 古豪復活のカギはOB会の固い組織力も重要となる。 知人の子供はボールボーイのため、この列には並んでいない。 夏には何とかベンチに入れるように、自分のバッティングを伸ばしてほしいものだ。 Canon EOS 7D Mark II EF100-400mmF4.5-5.6L IS USM F11 1/1250秒 ISO1000 11:04 晴れ 撮影日 2015.5.2 撮影地 長岡市・悠久山野球場
by chonger57
| 2015-05-03 22:42
| スナップ
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